大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

暮れて

急な出張の予定が入り、チーバ君の耳の先にあたる銚子を訪れた。東京駅から特急で約2時間。「すぐ近くにいるのに、どうしてこんなにも遠いの…」と恋する乙女のようなことを思ってしまった。漁港から漂ってくる生臭さはクリスマスのイメージからだいぶ遠い。確か何年か前のクリスマスも出張に出掛けていた。帰りの新幹線から降りたホームでこれは聴くしかない!と思い立ち、山下達郎の「クリスマス・イブ」を流した記憶があるから間違いない。今回は特にゆっくりすることも出来ず、久しぶりの出張でチケットの領収書を貰い忘れるという凡ミスまでやらかす始末。なんだかどっと疲れてしまった。

 

所謂クリスマスソングではないが、この時期になると中村一義「永遠なるもの」を聴きたくなる。

愛が、全ての人達へ…。

あぁ、全てが人並みに…。

あぁ、全てが幸せに…。

あぁ、この幼稚な気持ちが、どうか、永遠でありますように。

ここ数年はクリスマスソングを聴きながら年賀状を書くことが恒例になりつつある。先日リリースされた柴田聡子の新曲を聴きながら書こうと思い立ってすぐ、なんだか面倒になってしまって筆を投げてしまった。結局、今日までその筆が拾われることはなかった。年末休みにまとめて色々片付けようと毎年思うのだけれど、結局忘年会やらなんやらであっという間に終わっていく。年間ベスト記事は今年も年内に間に合わなさそうだ。とりあえず、下書きに残されたままだったこの記事をむりやり供養しておきます。