大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

おくりもの

随分と前に注文していたレコードが今日、長旅を終え、海の向こうから私の元へ届いた。注文したことさえ忘れていたので、過去の自分から贈り物が届いたような気がして、ちょっぴり嬉しかった。 過去からの贈り物と言われて真っ先に思い浮かぶのは、タイムカプ…

今週のアレコレ

月曜日 GW最終日。ワイシャツのアイロンがけに部屋の掃除、そして持ち越ししていた仕事を少々。やり残した宿題を片付ける。夏休み最終日に宿題の山と死闘を繰り広げていたあの頃と、本質的にはなにも変わっていない。夜は『今日は一日“民放ラジオ番組”三昧~…

明日は休みだ

GWもいよいよ終盤戦だ。シャワーを浴びているとき。好きなバラエティ番組のCM中。気を抜いた瞬間に、嫌でもやってくる休み明けの憂鬱がちらりと顔を覗かせる。未来のことに縛られて今を楽しめないなんて、こんな嫌なことはない。 実際にはまだやって来てもい…

春風

この1週間は、消化するためにとった有給と祝日が一日置きにサンドウィッチされていたので、ずっとフワフワしていた。暖かい日が多かったので余計に。暖かくなって、つい浮ついてしまっている自分に気がつくと、人間もやっぱり動物なんだよなと思う。この浮か…

あけまして

明けましておめでとうございます。 年末年始というのは並べてそういうものだけれど、平成の終わりなんてこともあって、特にこの休暇中は過去や未来について考えることが多かった気がする。人間は忘れる生き物だ、とはよく言ったもので、良かったことも悪かっ…

夏がとまらない

息子「なんで死んじゃったの?」 母親「夏ももう終わりだからねぇ…」 息子「ずっと夏が続けばいいのにね」 秋の来訪を思わせる涼しい風が吹いた今日、5歳くらいの男の子とその母親が、蝉の死骸を覗き込みながらこんな会話をしていて、さらば青春の光よろしく…

雪が降った日

電車がいつも通り動かなくなる。足元が悪く、歩くのにいつもの1.5倍くらい時間がかかる。傘を差すのが面倒臭い。寒い。雪が降ると嫌なことばかりなはずなのに、どこか落ち着かなさげな街の雰囲気や、積もった雪に光が反射していつもより明るく見える夜の景色…

年末なので

今年もあと数時間で終わりなので、振り返りがてら久々にブログを書こうと思う。前の投稿から実に4ヶ月半ぶりである。元々遅かった更新ペースが更にガタッと落ちていて、余裕のなさが伺えるのが何だか嫌だな。しかし今年と一概に言っても、大学生・研修生・社…

雑記

雨の中、傘もささずに駆けて行くプールバッグを提げた小学生3人組。虫網と虫かごを装備して孫の手を引くおじいちゃん。スマホ片手にポケモンを捕まえるお父さんと娘。嗚呼、夏休み真っ最チュウである。時に今年のポケモンの映画は「ピカピカまっさいチュウ」…

夏なんで

会社のアレで3週間ほど田舎生活を余儀なくされているのだけど、それももう明日で終わりだ。全国最高気温を叩き出すことで有名な土地が近くにあるので、昼間は暑くてたまらない。夜は風が気持ちよく、缶ビール片手に散歩しちゃったりね。ところで、きのこ帝国…

いつも通りやるだけ

社会人になってもう少しで3ヶ月になろうとしている。朝早く起きるのはそりゃもちろん辛いけれど、意外となんとかなるもので、休みの日も6時に目が覚めてしまったりする。人間の適応能力恐るべし。それにしても週末のありがたみよ。SMAP「SHAKE」の「明日は休…

またいつかパーティを

グアムに卒業旅行に行ったのがもう1ヶ月以上前だ。酷かった日焼け跡も気がつけば皮が剥けきり、すっかり落ち着いた。大学、サークル、アルバイト、様々なものに別れを告げた。容赦無く進む時計の針。それに抗うように、夜通し遊ぶ日々。毎日の境目が曖昧にな…

アニメ『リトルウィッチアカデミア』 -好きなものを好きだと言うこと-

『リトルウィッチアカデミア』は、アニメミライという文化庁による若手アニメーター育成プロジェクトの一環でTRIGGERによって制作された、30分ほどの短編をその発端とする。その後クラウドファンディングを経て、劇場版である『リトルウィッチアカデミア 魔…

『四畳半神話大系』

『四畳半神話大系』という作品をご存知であろうか。森見登美彦による同名小説を原作とした、アニメーション作品である。監督は『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』、『DEVILMAN crybaby』などで今一層話題の湯浅政明である。そんな監督の作…

最近観たもの・聴いたもの

引き続き、2016年の比較的評価の高い作品を鑑賞。『ヒメアノ〜ル』『アイアムアヒーロー』『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years』『ズートピア』『葛城事件』『団地』。この中だと『ヒメアノ〜ル』が個人的にキターって感じでした。あの奥…

くだらない話でも

夢の話。夢、と言っても野望とかそういうやつじゃなくて、寝ている間に見るやつだ。昨日見た夢はどんなだっただろうか。なんとなくそのときの感情は思い出せるのだけれど、具体的な内容まではさっぱりだ。野球をしていたような気がする。不思議なものだ。数…

1月〜最近のこと

今年も正月は家でテレビやNetflixを見たりして、だらだらと過ごした。試験勉強をしなくてはと思いつつ、だらだらと日々が過ぎていく。あまり記憶がない。 休み明け、週末とその前後を利用し、友人と中国は上海まで旅行に行ってきた。ツアー自体が格安だった…

最近のいろいろ

気がつけば今年ももう終わりだ。やり残したことが沢山あるような気がする。データの整理をしながら今年聴いていた音楽を振り返り、年間ベスト的なものを考えてみたけれど、面白味のないものになりそうなのでやめておく。とりあえず一番よく聴いていたのはフ…

映画『この世界の片隅に』

もし本作をカテゴライズするならば、ジャンルはおそらく戦争映画になるのだろう。しかし『この世界の片隅に』で描かれているのは単なる戦争の悲劇ではなく、その真っ只中で確かに営まれていた人々の暮らしだ。衣・食・住と、それに伴う日々のなかの何気ない…

三田祭のこと

三田祭が終わってから1週間程。祭りの後の寂しさを覚えながらも、連続のバイトなどでなんとなく誤魔化しつつ日々が過ぎていた。この1週間に一度もスタジオ練習がなかったことを思い、もう終わったんだな、と改めて実感する。なにか大きなことに対して長い期…

映画 『青春デンデケデケデケ』

大林宣彦監督の『青春デンデケデケデケ』を観た。傑作だ。 ラジオから流れてきたThe Venturesの「Pipeline」のデンデケデケデケというイントロに衝撃を受け、ロックに目覚めた男子高校生がメンバーを集めてバンドを結成。友情や恋、家族や先生、そして将来の…

去る夏の備忘録

夏の終わりに寂しさを感じつつも、新しい季節の始まりは、新章突入!って感じでワクワクする。雨ばかりなのは少し憂鬱だけれど。肌寒く感じる日が多くなると新しい服を買いたくなる。夏休みも終わって丁度いい区切りだと思うので、最近のことを書いていこう…

夏休み前半のこと

ゲリラ豪雨やら台風やらで雨の日が多くてなんだかなあ。夕立という言葉、なんとなく好きだったのであまり聞かなくなってしまって少し寂しい。夏の雨といえば、小学生の頃に遭遇した通り雨のことを今でも覚えている。向こうから雨がやって来てひと通り僕らを…

野良猫とお婆さんの話

近所の公園には一匹の黒い野良猫が住み着いている。もう少し前はもっと何匹もいたような記憶があるのだけれど、最近はその一匹しか見ない。そいつの左耳は少し欠けている。恐らく喧嘩でもして怪我したのだろう。猫は割と好きなのでコミュニケーションを取ろ…

最近のくらし

街行く学生たちの制服が涼しげな夏服へと変わっていく。夏の訪れ。日が長くなってきたと感じる毎日だけれど、夏至を過ぎてから2週間以上経っている。ここらへん、現代の季節感とずれてしまっていて、毎度のことながら違和感を感じる。 バイト先の先輩から自…

『Life Is Strange』選択をするということ

E3やPSVRに関する動画を見ていて久しぶりにゲーム欲が高まったので、少し興味があった『Life Is Strange』というゲームをプレイした。 もし他の選択肢を選んでいたらどうなったんだろう、どういう会話になったんだろう、というのは、ゲームをプレイしていて…

近頃のこと

一時期の忙しさもそれなりに落ち着いてきて、嵐の前の静けさといった感じの今日この頃。見ないようにしていた掲示板を覗いてしまったりして、気持ちの浮き沈みが激しい。それにしても、時間ができると余計なことを考えてしまいがちだ。先行きのことだとか、…

2月22日、朝

飲み会で終電を逃し、友人宅に泊まった翌朝。帰宅途中、空腹を覚えて近所のデニーズへ。すぐに帰りたくない気分だったので丁度良かった。平日の午前ということもあり、周りは暇を持て余した老人ばかり。朝食で腹を満たし、ぼんやりとした頭で昨日のことを思…

過去を振り返ることと最近のことと

先日、自分のこのブログを読み返すことがあった。昔を振り返る作業というのは、恥ずかしさと後悔を伴うものだけれど、とても尊い。幼稚園から小学校低学年にかけての時期に絵日記をよく書いていて、昔はそれを読み返すのが好きだった。黒歴史だなんて言葉が…

シャムキャッツ『素晴らしい日々』

シャムキャッツのワンマンツアー『素晴らしい日々』の東京公演を観に行った。春の『TAKE CARE』リリースツアー以来。ツアー名からして良い。 何気に渋谷クアトロでライブを観るのは初だった。交換したドリンクを飲みつつ、あれが噂の柱か、なんてことを考え…