大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

明けまして

あけましておめでとうございます。今年もゆるゆると気が向いた時に更新して行きますので、どうぞよろしくお願いします。

年が明けて早くも二週間が過ぎた。年末年始はいつもなんとなく退屈な気がして身構えてしまうのだけれど、結局テレビ・ラジオの特番を追いかけているだけで時間が溶けていく。この時期はお笑い番組が多くて幸せでございます。年越し番組は『ハライチのタァァァン!!』と『三四郎オールナイトニッポン』どちらも楽しかった。岩井勇気×松本穂香の組み合わせ、なんだかドキドキする。単発のオールナイトニッポンマヂカルラブリー、コロチキ、はんにゃ金田&四千頭身都築が面白かった。マヂラブはこの4月からレギュラーあるのでは。あって欲しいな。枠が足りなくて困っちゃいますが、今年の改編ワクワクしています。『マヂカルラブリーno寄席』もランジャタイ、モダンタイムス、永野でめちゃくちゃ笑いました。

個人の年間ベストを考えるのにもかなりの時間を使ってしまうが、あーでもないこーでもないと考えている時間は結構好きだし、後で見返しながらお酒を飲むのは楽しい。テレ東の佐久間さんがラジオで言っていたこと、めちゃくちゃ共感できる。ところで先日のオンラインイベントは楽しかった。ただでは起き上がらない。エンタメの灯を絶やすな、という意志を行動で示す。その姿勢に胸が熱くなってしまう。勿論何でもかんでもというわけではないけれど、やられっぱなしで泣き寝入りするのではなく、反撃の狼煙をあげることの大切さについては、それを描いている作品(『水は海に向かって流れる』、『スイッチ』、『はちどり』等)に多く触れたこともあり、ここ一年は特によく考えるようになった。理不尽に対しては、きちんと怒るべきなのだ。心を殺してしまわないように。

成人式の時期を迎えるたび、当時の自分と今の自分とに想いを馳せてしまう。子供の頃、自分くらいの歳の人はとても"大人"だと感じていたのだけれど、成人を迎え数年が経った今でも、自分がその"大人"になっているようにはとても思えない。"大人になればわかると思ってたこと 結局わからないまま"だ。

まだその子供だった頃に読んで衝撃を受けた『進撃の巨人』が今年最終回を迎えるということで、またイチから読み始めている。ようやく未読の巻まで辿り着いたので、これから先がとても楽しみだ。当時はショッキングな描写にばかり目がいっていたけれど、今読んでみると人間の在り方とか社会構造みたいな部分が刺さる。少しは"大人"になったということなのだろうか。などと言いつつ、この前は公開されていたThe BirthdayのMVを見て、そこからミッシェル→90年代後半の日本のバンド→NUMBER GIRLという経路を辿って10代の気持ちになってしまった。歳をとっても、片隅には子供心を同居させておきたいなと思ったりもします。

緊急事態宣言を受けて家に籠る毎日ですが、『愛の不時着』、『マンダロリアン』、『ワンダヴィジョン』を同時並行で観始めてしまったので、当分は退屈せずに済みそうだ。ベビーヨーダの愛くるしさに、まんまとやられてしまっております。今年は今まで見逃していたドラマを出来るだけ観ていきたいと思っている。あと、年間ベストを考えながらあまりの読んでなさに驚愕したので、もっと本を読みます。