大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

5月19日 火曜日

このところ、誰かしらとどこかへ遊びに行く夢をよく見る。滅茶苦茶にメンタルがやられているという訳でもないのだけれど、やはり深層心理には、画面を通さないコミュニケーションへの欲求が積もりに積もっているのだろう。毎日にメリハリがなく、いつ何をしたのか記憶が曖昧になりがちなので、それを託すため。普段よりひとりで何かに向かう時間が多いので、そこで感じたことや考えたことを吐き出すため。最近このブログの更新頻度が高いのは、これらの理由によるところが大きいと自分では思っていたけれど、もしかしたら無意識のうちにコミュニケーションを求め、何処かの誰かに向けて言葉を放っているのかもしれない。人類の滅びた地球でひとりメッセージを発信し続ける『アイ・アム・レジェンド』の主人公的な。違うか。そんな訳で最近触れたエンタメのことなどを、いつも通り思うがままに書き連ねて行きます。

 

この状況になってしばらくは、あまり長い映画を観る気になれなかったのだけれど、ようやくちょくちょく観られるようになった。そういえばちゃんと観た記憶がないなと思い『レオン』を観た。曖昧な私の記憶の中のレオンはめちゃくちゃにクールな殺し屋だったが、実際はわりとお茶目だった。奇しくも名前の似ているレギオンが登場する『ガメラ2 レギオン襲来』。とても好きな作品がGYAO!で無料配信中と知り、ついつい観てしまう。レギオンの生態が徐々に解明されていく過程は、やはりワクワクする。こういうフィクションにおける「最終防衛ライン」みたいなワードに胸を熱くする感性、いつまでも大切にしたい。それぞれが事態解決に向けて奮闘する感じとか、『シンゴジラ』が好きな人は結構楽しめるんじゃないでしょうか。シリーズものですが、これは単体でも問題ないと思うので是非。5月30日までらしいです。ときに若い頃の水野美紀、どことなく広瀬すずに似ている。

前半に引き続き配信スタートした『BNA』の後半分を、これまた一気に観てしまいました。テレビ放送はこれからなので詳細は控えますが、今のこの状況に刺さるセリフが不意にでてきて少し泣いてしまったのと、主人公が啖呵切るシーンがめちゃくちゃ最高だった。ポリコレ的なテーマが含まれる作品は、ともすると説教臭くなりがちで、それが強過ぎると物語自体に熱中できないことがしばしばあるのだけれど、あのシーンは台詞のチョイスがちょうど良かった。大切なメッセージが"らしさ"全開で爆発していたので痺れました。Netflixでいうと、ちょっと前に見た『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』も面白かったです。

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YouTubeに公開されている空気階段の単独公演『baby』を観た。別の媒体に例えるのは如何なものかとも思うけれど、壮大な映画を観た後のような充足感と余韻だった。人生はおかしくて、悲しくて、そして美しい。ライフイズビューティフル!残念ながら延期になってしまった第4回単独が今から楽しみで仕方ない。もちろん一本一本のコントだけでも面白いのだけれど、もし観るならば、始めから順に最後まで観ることをお勧めします。

徐々に当たり前になりつつある、リモートで作られたエンターテインメント作品やテレビ番組。もはやリモートでロケに行く時代だ(春日さんおめでトゥース!)。その中でも最近のお気に入り。『かみひとえ』の企画「テレワーク漫才グランプリ」でのトム・ブラウンのリモート漫才。「鈴木一朗二宮和也林家三平の3人を集めて、土の中から加藤一二三を出す」という元より荒唐無稽な内容の漫才を、それぞれがひとり家の中でやっている状況を想像すると余計に馬鹿馬鹿しく感じられて、思わず腹を抱えて笑ってしまった。『カメラを止めるな!リモート大作戦!』は、「カメラを止めるな」という言葉が、この状況下ではまた違った意味合いをもって響いてきて胸が熱くなった。そして入江陽「5月(PARKGOLF Remix)」のMV。これに関しては単純に曲が好きです。

最近はこれとThe 1975の「Guys」をよく聴いている。いい曲が過ぎないですか。最新アルバムの曲がリリースされていく度に好きになっていっている。RADWIMPSが遂にサブスク解禁となっていた。正直なところ特別な思い入れはないんですが、友達がカラオケでいつも歌っていた「One man live」が好きだったことを思い出した。スピッツのライブ映像がMCまでカットなしで公開されていて小躍りした。日が落ちていく時間帯の「夏が終わる」はたまらんです。ロケーションがとても良くて、横浜へ遊びに出掛けたくなってしまった。中華街行って食べ歩きとかしたい。余談ですが、「子グマ!子グマ!」の「半分こにした 白い熱い中華まん 頬張る顔が好き」という歌詞が好きです。スピッツとの出会いは小学2年生のとき。何故だかホームルーム中にみんなで歌を唄う時間というのがあって、担任の先生がある日チョイスしてきたのが「空も飛べるはず」だった。黒板に貼り出された大きな模造紙に書いてある「ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも ずっとそばで笑っていてほしい」を、子供ながらに凄い歌詞だなと思い、歌ったことを今でも覚えている。スピッツといえば、インスタライブでスピッツ愛を語る上白石姉妹がとてもキュートだった。ここ最近、芸能人姉妹のインスタライブをよく目にした気がする。さっきの上白石姉妹に広瀬姉妹、そして木村姉妹。強い。なんだかよく分からないが強い。

Guys

Guys

先週末は、オンラインでの「森、道、市場 2020」と「CROSSING CARNIVAL'20」を家の中で楽しんだ。一日中部屋の中でくつろぎながら、好きな時に好きな人達のライブを覗く、とても贅沢な時間だった。ただやっぱり、現場で感じる熱量みたいなものが恋しくなる。こればっかりは言っても仕方がないのだけれど、言いたくもなるもんです。せめてもの慰めに、ライブDVDを流して部屋の中でステップを踏む。こういう時、フジロッ久(仮)の音楽にはいつも元気をもらう。こんなご時世だからこそ、色んな場所で彼らの音楽が鳴り響いていて欲しいと思うことが多々あります。とやかく言っておりますけども、次を想いながら過ごします。決勝で会おう。

HEY HEY HO (movie edit) [feat. 平賀さち枝]

HEY HEY HO (movie edit) [feat. 平賀さち枝]

  • Enjoy Music Club
  • J-Pop
  • ¥255

知らない時間も悪くないね

いつかまた話してよ

「HEY HEY HO」