大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

今週のアレコレ

月曜日

GW最終日。ワイシャツのアイロンがけに部屋の掃除、そして持ち越ししていた仕事を少々。やり残した宿題を片付ける。夏休み最終日に宿題の山と死闘を繰り広げていたあの頃と、本質的にはなにも変わっていない。夜は『今日は一日“民放ラジオ番組”三昧~#このラジオがヤバい~』をダラダラ聴いていた。そういえば中学生の頃『SCHOOL OF LOCK!』を聴いていたなーと懐かしい気持ちになった。それほど明日への憂鬱はない。ただ、10日間変拍子を刻んでいた生活リズムが1日で戻るはずもなく、布団の中で長いこと睡魔がやってくるのを待った。いつ寝たのかは覚えていない。

 

火曜日

この日からクールビズだったのだけれど、寝不足と休みボケでフワフワした気持ちを引き締めた方が良いような気がして、ネクタイを締めて家を出た。満員電車の中は、仕事に向かう人達から溢れ出るどんよりとした気分で充満していて、なんとなく息苦しい気がした。眠さでそれどころではなかったので、隙間なく押し込まれた人と人の間で身を委ね、立ったまま眠りにつく。経験上、長期休暇明けは慌ただしくなるのだけれど、今回は忙し過ぎず暇過ぎずといった感じで、あっという間に終業のチャイムを迎えた。それなりに覚悟をしていたので、拍子抜けしつつ帰宅。いつもは聴いていない『うしろシティ 星のギガボディ』を含めて、TBSラジオ24時台三兄弟の金子三部作を聴き直す。リトルスターウォーズ。面白かった。泥のように眠った。

 

水曜日

朝起きると、体がだるいことに気がつく。37度の微熱。解熱剤で誤魔化しつつ仕事をこなす。気分が落ちていたところに『映像研には手を出すな!』アニメ化のニュースが。題材が題材なだけにハードルは高い気がするけれど、監督は湯浅政明さんだというから、これは期待せざるを得ない。Vampire Weekendとnever young beachの新譜を聴きながら帰宅。帰宅後、前日の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴いた。珍しくまともに良い話をしていて「エモっ!」となりましたが、この収録直後にあのラジオ特番をやっていると思うと笑う。そしてオードリー若林とアルピー平子の邂逅。先日のラジオ特番、金子三部作、そして『ゴッドタン』の「芸人ラジオサミット」。アベンジャーズ感があってワクワクする。別世界のヒーロー達が交わる感じね!

Father of the Bride

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STORY (通常盤)

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映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

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木曜日

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録画した『水曜日のダウンタウン』の「新元号を当てるまで脱出できない生活」を観たのだけれど、これがもう面白くて、すっかり興奮してしまった。過去の炎上騒ぎから学び、それを回避した上で、そのこと自体を笑いにするというやり方も流石という感じだし、支給アイテムやヒントの設定も絶妙なバランス加減だった。暗中模索の中で最大のヒントとなるものが"ランプの光"というのも、なんだか上手いことできているではないか。ただ、いくら企画のシステムが完璧だったとしても、真摯に取り組むななまがり、ふたりの聡明さと人柄なくしては、あの興奮と感動は生まれなかっただろうなと思う。タバコを一本ずつだけ吸い、普段の生活がいかに幸せだったかを噛みしめた彼らがその生活を取り戻すべく、ランプが灯す光を頼りに、知恵と強い意思でもって正解を導き出す、というストーリーまで完璧じゃないか。興奮そのままに、田島列島さんの新作『水は海に向かって流れる』を読んだ。前作同様、いくらでもシリアスな方向へ振り切れそうな題材を扱っていながら、読み応えは非常に柔らかい。このバランス感覚が才能ってやつなんだろうな。次巻が待ちきれない。なんだか異様にハイな気分だったので、流石に熱は下がっているだろうと思ったが、相変わらず37度の微熱であった。ENJOY MUSIC CLUBの新曲を聴く。これは、くだらないことで悩んだり喜んだりする、平凡な日々を生きる僕らみんなの歌だ。そんなことを思いながら眠りにつきました。

水は海に向かって流れる(1) (KCデラックス)

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金曜日

まだ若干気だるい。これが体調の悪さからくるものなのか、精神的なものなのか分からない。長期休暇で忘れてしまっていただけで、割といつもこんな感じだった気もしてきた。しかし、ここまで来てしまえばこちらのものだ。気持ちは自然と上昇傾向。とは言え、無理は禁物だ。定時を過ぎた頃、東京オリンピックの抽選申し込みの話で盛り上がりつつ、上司達から飲み会の気配を察し、そそくさと退散。家でビールを1缶だけ開けて、週末の訪れをひっそりと祝ったのでした。

 

これは、憂鬱なGW明けの1週間を乗り切った記録である。昨日、人と話していて気がついたのだけれど、夏休みも年末年始も9連休らしい。しかしいつかの自分よ、恐れるなかれ。好きなものさえあれば、案外なんとかなるものだ。ただ、生活リズムだけは直しとけよ。