大人のスキップ

日々のことや好きなものについて

最近観たもの・聴いたもの

引き続き、2016年の比較的評価の高い作品を鑑賞。『ヒメアノ〜ル』『アイアムアヒーロー』『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years』『ズートピア』『葛城事件』『団地』。この中だと『ヒメアノ〜ル』が個人的にキターって感じでした。あの奥行きのある画面構成、とても癖になりそう。そして言わずもがなの森田剛の演技。タバコを注意されたときの「もう吸ってないんで」とか、銃を撃ったときの「うっせぇー」のあの感じ!笑いとスリルと切なさそろい踏みの素晴らしきエンターテインメント。エンドロールを眺めながら、全然会っていない中高の友人の顔を思い浮かべていた。

ズートピア』はなんだか綺麗に完成されすぎていて逆に物足りない、というよく分からない感想を持つくらいの傑作でした。『アイアムアヒーロー』の冒頭30分に興奮し、『葛城事件』にヘビィなパンチを喰らい、『団地』で脱力する感情のジェットコースター。『クリーピー 偽りの隣人』と『デッドプール』も借りていたのだけど、時間が取れなかったため観れず…。たまには所謂クソ映画も観たいと思うのだけど、これだけ面白い未鑑賞の作品があると中々箸が進まない。

今年はもっと映画館に足を運ぼうと決意したので、2度目の『この世界の片隅に』と『マリアンヌ』を鑑賞。『この世界の片隅に』もそうだったけれど、『マリアンヌ』も音響が印象的だった。突然の銃声だったり、空襲警報だったり。他に印象的といえば、やはり鏡を使った演出。洗面台の鏡のアレはホラー映画的でドキドキしたな。あと画が良いのなんの。冒頭の砂漠のシーン、屋上からみたカサブランカの街並み、落ちた戦闘機と煙立ち上る街をバックにして映される家族の幸せな瞬間。

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マリオン・コティヤール繋がりで『ミッドナイト・イン・パリ』を観る。別にパリに対して特別な憧れを持っている訳じゃないけれど、あれだけ魅力的に撮られたら好きになってしまうよな。これまたロバート・ゼメキス繋がりで『フォレスト・ガンプ 一期一会』。そういえばトム・ハンクスはこの前観た映画でも走ってたな。『ドクターストレンジ』は評判を聞く限り、あまり期待はできなさそうだけれど、この映画こそでかいスクリーンで、できればiMAX3Dで観なくちゃ意味がないと思うのでそのうち行こう。

録画がどんどん溜まっていく今期のドラマ。ようやく『カルテット』に手をつけ始めた。ツイッター高橋一生がどうのこうのとか言っておきながら観ていませんでした。まだ1話の段階なので、これからの展開にワクワク。抜群に面白いのだけれど、いちいち意味があり過ぎて気軽には観られなさそう。ダラダラ観られる『住住』があるから丁度いいか。『東京タラレバ娘』は一応録画はしているけれど、どうしよう。

それでも町は廻っている』の最終巻を読んだ。読んでしまったのだ。約束された面白さがひとつなくなったのだと思うと寂しい。公式ガイドブックの時系列表や解説を読んでは、本編を読み返すということを繰り返していたら、あっという間に時間が過ぎてしまっていた。本当に良い作品なので読んだことのない人は是非。Homecomingsのインタビューで名前が挙げられていて気になっていた、スチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』を買ったので少しずつ読み進めている。とても文学的。良いです。

いつの間にやらリリースされていたCommunionsのアルバムがとても良く、ヘビーローテーションしている。あとはDirty Projectorsの先行配信されているやつ。CD棚を整理していたら懐かしくなってThe SALOVERSを聴いた。カックイイぜ。そういえばayU tokiOツイッターで「EQUALロマンス」を好きだとつぶやいていたのだけど、完全に同意!『らんま1/2』の主題歌だと「ド・ン・マ・イ来々少年〜Don't mind lay-lay-Boy〜」とかも大好きだ。「高橋留美子作品といえば?」という質問でその人の大体の年齢がわかるような気がする。自分は完全に『犬夜叉』世代なのだけど、キッズステーションでずっと観ていたので断然『らんま1/2』派だ。

Negiccoの「愛、かましたいの」好きですね。中華繋がりで思い出しました。

ミツメの「霧の中」のMV、超クールだ。雰囲気あって役者の人かと思ったら、ミツメのメンバーなんですね。