日々のこととか

日々のことや好きなものについて

過去を振り返ることと最近のことと

先日、自分のこのブログを読み返すことがあった。昔を振り返る作業というのは、恥ずかしさと後悔を伴うものだけれど、とても尊い。幼稚園から小学校低学年にかけての時期に絵日記をよく書いていて、昔はそれを読み返すのが好きだった。黒歴史だなんて言葉があるけれど、自分はあまり好きではない。昔自分が好きだったものを否定する人なんかもよくいるが自分はそれをしたくない。恥ずかしく辛い過去の出来事もなかったことにするのではなくて、そんなこともあったよねと笑って話せたらいいなと思います。とまあ前置きはこれくらいにして、要するに久しぶりにブログを書きたいと思い、これを書いているという訳です。

今年の年末年始は久しぶりにゆっくりすることができたので、普段あまり見ないテレビを見たりして、寝正月を満喫した。正月休みの最後の日、友人に『ハッピーアワー』を観に行こうと誘われたが、寝坊のため間に合わず。こんな機会でもなければ5時間ある映画を観ようとは思わないので、とても惜しいことをしたなという気持ちと、めちゃくちゃ申し訳ない気持ちで一杯だった。正月休みが終わって最初の週末、サークル同期の飲み会があった。楽しさのあまり飲み過ぎてしまい、翌日のバイトは近年稀に見る酷さだったけれども、それだけの価値がある一夜だった。そんなこんなでゆっくりした日々を送っていたのだけれど、次第に期末レポート、期末試験といったワードがそんな自分を攻め立ててくる。冬休みをだらだらと過ごしたツケによりレポートに追われ、試験の準備もままならないまま試験期間を迎える。自業自得の一言に尽きるのだが、基本的に全て一夜漬け、睡眠は細切れで2、3時間という地獄のような1週間を過ごすことに。体調を崩さなかったのが奇跡的だ。
 
そうそう、冒頭の昔を振り返るという話に少し戻るのだけれど…。
湖に浮かべたボートをこぐように
人は後ろ向きに未来へ入っていく
目に映るのは過去の風景ばかり
明日の景色は誰も知らない
これは試験勉強中、ルーマンの時間概念というものについての文章を読んでいたときに出てきたポール・ヴァレリーの詩だ。ルーマンによると我々の体験する時間は物理的に観測されるそれとは逆に存在している、つまり、我々の体験する時間は現在を起点に過去を再構築しているにもの過ぎないのだそうだ。簡単に言ってしまうと、人は未来ではなく過去を見て生きているらしい。この考え方自体も気になったのだけど、それ以上に余談程度に触れられた詩がやけに印象に残ったのだった。ポール・ヴァレリーの詩といえば風立ちぬの詩しか知らないので教養的な意味でも詩集を何かしら読みたいな、という気持ち。
 
Galileo Galilei解散を知り、昔の曲なんかを聴いていると懐かしい気持ちに。閃光ライオット出身のバンドといえば、The SALOVERSも活動休止してしまったし、少し寂しい気持ちがある。

懐かしいモードに入ったので試験勉強の合間に休憩がてら「私を構成する9枚」をやろうかと思ったが、やはりNUMBER GIRL銀杏BOYZあたりは入るよな小学校の先生が聴かせてくれたブルーハーツのアルバムも入れるべきか、などと考えていたら、休憩と呼ぶには長すぎる時間が過ぎてしまい断念自分のルーツがどういった所にあるのか再確認するいい機会ではあった。以下候補に挙がったアルバムをいくつか。
 完全版「バンドBについて」

完全版「バンドBについて」

Demon Days

Demon Days

Nino

Nino

Doolittle

Doolittle


木曜、試験のできなさに落ち込みながらも渋谷に立ち寄りNUMBER GIRLのアナログ盤3枚を購入。ふとソーキそばを食べたい気分に。そんな気分になんて早々なるもんじゃないので、おそらく先日バナナTVの沖縄編を観たばかりだからだろう。年末あたりから自分の中でバナナマンが軽くブーム。センター街の沖縄そば店へ。ソーキそばを食べるのなんて、小学生のとき家族で沖縄旅行に行ったとき以来じゃないだろうか。また沖縄行きたくなってきた。

 
翌日、最後の試験。たいして重い内容でもないのに、それまでの流れで徹夜をしてしまう。眠気覚ましのコーヒーを飲みながら早朝のニュースを見ていると、雪の予報が目に入る。先日の雪の日のようなことになっても嫌だし、そもそも天気の悪い日に満員電車に乗るのが億劫だったので、早めの電車に乗って大学へ。満員電車に乗らず、時間的余裕もあり、自分でも驚くくらいに心は澄み渡っていた。普段からそうありたいものだ。大学前のガストで朝食を済ませる。無駄に徹夜しただけあって勉強の方はバッチリだったので、音楽を聴きながらその日2杯目のコーヒーを飲み、穏やかな朝を満喫していた。「私を構成する9枚」がきっかけで試験期間は懐かしいものをよく聴いていたのだけど、毛皮のマリーズの『ティン・パン・アレイ』が冬の朝によく合う。

ティン・パン・アレイ

ティン・パン・アレイ


 試験後、早く横になりたい気持ちを抑え、バッキバキに割れたiPhoneの画面修理のため渋谷のapple storeへ。店員の振る舞いとか雰囲気を見て、「あぁ、めっちゃappleっぽいなー」と思った。試験が終わり、iPhoneも綺麗になって清々しい気分で歩いていたのだが、駅前に立っていた男に理不尽な理由で絡まれ、非常に嫌な思いをした。単純に自分が絡まれて不快だったということもあるけど、こういう出来事は、ムカついたから隣人を殺したとか、ジロジロ見られたから子供を殴ったとか、ニュースでよく見るそういう世の中の汚い部分を直に見た気がして嫌なのだ。そんなことがあったからなのか、暫くまともに寝ていなかったせいか、頭の中がモヤモヤした状態で眠りについた。どちらかというと嫌なことがあっても一晩眠れば回復するタイプなので、翌日はスッキリと目覚める。時計は午後4時前を示していた。前借りしていた時間を返しているのだと考えれば妥当なんだけど、起きて一番に見るのが暮れゆく空だったときの喪失感は相当なものだ
 
土曜、日曜と連日のバイトをこなして迎えた月曜日。久しぶりの何もない日。バイトもないし勉強もしなくていい。惰眠を貪った後、録り貯めていたものを消化する。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を観た。『横道世之介』のときもそうだったけど、純粋というか素朴というか、高良健吾の演じるこういう役がかなり好きだ。アジカンの「Re:Re:」の再録ver.が主題歌という話題につられて観た『僕だけがいない街』がかなり面白かった。原作をスルーし続けていたけど、これを機に読んでみたい。モヤさまではバイト先の店が紹介されていた。近所のことなのに知らないことが多いなと思いながら見ていた。そしてその夜、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の3話を観る。リアルタイムでドラマを観るのなんていつぶりだろう。アルプス一万尺、人身事故の話、道端に咲く花の写真などなど。コンサート会場の外でのシークエンス、ちょっと良すぎじゃないだろうか。このドラマが1週間の楽しみになりそうで嬉しい。そのままの流れでスマスマを観る。シングルメドレーライブなるものの再放送だった90年代後半あたりの無敵感凄い。「夜空ノムコウ」を聴きたくなって『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』を引っ張りだしてきた。大学1年の頃に友人の家でこのアルバムを初めて聴き、SMAPの曲ってこんな良いんだと思ったことを思い出した。「セロリ」の後だからか分からないが、「ひと駅歩こう」とか「言えばよかった」でのキムタクの歌い方が山崎まさよしっぽくてかっこいい。

SMAP 012 VIVA AMIGOS

SMAP 012 VIVA AMIGOS


ところでもう雪は降らないのだろうか。あの雪の日を境に本格的に冬になったと思ったら、その数日後は春を感じさせる暖かさだったり、降る降ると言っておきながら結局降らなかったり。冬は苦手だけど、身を切られるような寒さを感じることが少ないと、それはそれで物足りなさを感じてしまう。雪が降った日の、どこか落ち着かない、騒ついた街の雰囲気が意外にも好きなのだ。あと1回くらいは降って欲しいところだ。