MY BEST HITS 2023
あけましておめでとうございます。
2023年は仕事面で環境の変化があったこともあり、趣味に向き合う姿勢が今までと少し違ってきているなと感じる年でした。とは言え、それらによって生活に彩りが加わっていることは確かで、今年も恐らくそうだろうと思います。と言うわけで例年通り、未来の自分のお守りとして、2023年に好きだった・印象に残ったコンテンツについて書いていきます。
2024年こそは年内にまとめ切りたいと思います。
▪️テレビ
・『水曜日のダウンタウン』
もう毎年ではあるのだけれど、今年も「名探偵津田」、みなみかわ・高野の「人がいる説」、「金網デスマッチ」、「100万円払ったら出られるホントドッキリ」など、挑戦的で面白い企画が盛り沢山で、テレビバラエティ王者っぷりが凄かった。個人的ベストショットは、「ぬるっとクイズ王」での哀愁溢れるカッパ尾形の喫煙シーンだ。企画が面白いのはもちろん、こういう本筋にはなくても良い(ある種イジワルな)シーンを挟み込むことで、楽しみ方の幅や深みが出ているように思う。
・『FNS27時間テレビ』
私からすると今もテレビは面白い(番組も沢山ある)のだけれど、昔見ていた元気な感じが少し懐かしく、とても楽しかったです。
・「藤田和日郎先生の漫画連載の極意」(『まんが未知』)
数々の金言に痺れる。技術と熱量と分かりやすさとが全て高レベルなので、漫画や創作に限らず、人に何かを教えるということのお手本になるのでは。
・「動いてないLINEグループで既読Q」(『有吉クイズ』)
"くだらないこと"はやはり面白い。
・『SIX HACK』
昨年放送の『このテープもってないですか?』が話題となった大森時生さんによるモキュメンタリー。放送中止の件もどこまでが演出なのか分からないという巧妙さ。序盤の内容も、一部で偉い・良しとされていることを悉く揶揄していて、ここまでいくと気持ちがいい。
・『あちこちオードリー オンラインライブ2023 〜8.30オードリーVSノブコブVSアンガールズ 流血上等!心のかさぶた剥がしデスマッチ!〜』
・『オドオド×ハラハラ』
初回の「あいうえお芝居」が楽しすぎました。長く続いて、この2組で27時間テレビやってくれたら最高だなと思います。
・『ヤギと大悟』
▪️ラジオ
今年はラジオを全然聴けておらず、オードリーとマヂラブ以外は不定期になってしまいました。あとは、オールナイトニッポン0のレギュラー陣が集合する55周年企画がわちゃわちゃしていて楽しかったです。
ことある毎にるろ剣やハンターハンターの話ばかりするマヂラブみたいなラジオ好きなんだけれど、世代は少し上なので、同年代の芸人で同じようなラジオあったらもっと最高だろうなと思う。そう言う意味では令和ロマンはかなり希望だ。トークが面白いのは大前提として、この前の単発オールナイトニッポンも、今までに触れてきたコンテンツや文化がドンピシャなのでとても楽しかった。
▪️お笑い
・『マヂカルラブリーno寄席』
・江戸マリー「怖い話」
・ニッポンの社長「空港に行け」
・「漫才レスコンビドッキリ アルピー編」(佐久間宣行の NOBROCK TV)
・「クイズ ブクロネア」(さらば青春の光 YouTubeチャンネル)
・『M-1グランプリ 2023』
もうあちこちで語られ尽くしているので、多くは書きません。今年も最高に楽しい大会でした。
▪️映画
・『aftersun』
多くを語らずとも、観る側の心に大きなものを残していく。温かく優しい光と、冷たく暗い闇のショット。全てが洗練されていて美しい。2023年のマイベスト。今後も心に残り続けるであろう作品です。
・『エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス』
「あり得たかもしれない人生」と「今ここにあるもの」を巡る物語というのがそもそも好きなのだけれど、バカバカしさと愛とアクションと映像のアイデアが沢山詰まったエンタメでとても面白かった。人を選びそうな感じはあるけれど私は大好き。やたらとスケールの大きい話が繰り広げられる舞台が、国税庁とコインランドリーというアンバランスさも良かったです。
・『スパイダーマン : アクロス・ザ・スパイダーバース』
流石に面白い。とは言え長すぎないかと思っていたら続編ものだった。続編も大変楽しみです。
・『怪物』
この作品で描かれる不条理は現代においてとりわけ新しい視点でなく、幾度となく語られてきたものだ。個人的には、その前提は百も承知の上でどう生きていくか、の表現を観たいという気持ちがある。とは言え、まだそんなこともいちいち言わなきゃ分からないのかと、絶望する出来事や人々を目の当たりにすることが数多くあるのも事実なわけで…。そういう意味では、有名作家がこういった問題提起をすることの必要性はあると感じる。
グチグチと言っていますが、映画として様々な要素のクオリティが高いので魅入ってしまいました。
・『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
"全然大丈夫じゃないわたしたち"の気持ちを掬い上げてくれるやさしさと、やさし過ぎるが故の辛さや危うさも孕んだ映画だった。
・『フェイブルマンズ』
スピルバーグの自伝的映画ですが、サクセスストーリーというよりは、世の中のままならなさや、創作の業にスポットを当てているのが良かったです。卒業パーティ後のシーン最高!流石の巨匠。
・『ほつれる』
巧みなショット、音楽、演技によって感情の機微、緊張感や居心地の悪さがとても繊細に描かれている。画的にはとても静かな映画だけれど、それに耐え得る門脇麦さんの存在感たるや。
・『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』
個人的に1作目よりワクワク感はなかったが、期待に違わず面白い。
・『市子』
何はともあれ、杉咲花さんの圧倒的な演技力よ。天使であり悪魔…。他人には想像し得ない、果てしない暗闇に心を抉られながら、僅かに差し込む光の眩しさに落涙せざるを得ない。
・『北極百貨店のコンシェルジュさん』
文字通り東奔西走する主人公や動物たちのコミカルでキュートなアクションと、それによって映し出される色鮮やかな百貨店のあちらこちら。画面中にアニメーションの魅力が溢れていて、とても楽しい。ストーリーラインは映画的に変更されていたが違和感はなく、とても気持ちが良い。原作の魅力が再現、拡張されている。決して派手さはないけれど、ずっと大切にしたいと思える作品でした。
▪️ドラマ
・『ブラッシュアップライフ』
ひとつまみのファンタジーが加わった、バカリズム節の会話劇!平成史的な側面もあってとても楽しかった。設定はファンタジーなのだけれど、最後の着地含め物語は非常にミニマル。今までの「くだらない会話」が「かけがえのないもの」に転換される後半の展開にはやはりグッときてしまうが、そういうところに敏感そうなバカリズムならではなのか、過剰にウェットにならないのも良かった。『素晴らしき哉、人生!』の「Remember no man is failure who has friends(友ある者は敗残者ではない)」という台詞を思い出したのでした。
あと、終盤のスカしは単純に笑いの役割でそんな意図はないと思うけれど、昨今の考察合戦ブームみたいなものを嘲笑ってる感じがあって良かったです。
・『杉咲花の撮休』
俳優の休日を複数の監督・脚本家が描くオムニバスドラマの第4弾。このシリーズは各監督の色や俳優の様々な側面を見ることができて楽しい。今泉力哉監督の「ちいさな午後」と、三宅唱監督の「従姉妹」、「五年前の話」が特に好きです。
▪️アニメ
・『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』
面白い!大好き!エドガー・ライトの映画版あってこそ、というかそれを踏まえて現代にチューニングして作っている訳だから、当然と言えばそうだけれど、こちらの方が好きでした。アニメーションならではの遊び心とか、ある種の出鱈目さとか、自分がアニメを観る時に求めているものって大体こういうことだと感じる作品だった。原作を読みたいので、これを機に再販してくれないかと思います。
・『スキップとローファー』
素晴らしい原作が丁寧にアニメ化されていてとても嬉しかった。毎週の癒しでした。動きや声が加わることによって登場人物たちがより一層魅力的でとても愛おしいのです。黒沢ともよさんの発声にはやはり琴線に触れる何かがある。めちゃくちゃキュートなOPのダンスがあまりにも眩しくて泣いてしまう。
▪️その他映像作品
・『LIGHTHOUSE』
・『アット・ザ・ベンチ』
・『でたらめな世界のメロドラマ』
・五分目悟のYouTubeチャンネル
初めはCGの絶妙な気持ち悪さに目がいってしまうのだけれど、中身は皮肉とユーモアに富んだショートショートでとても面白いです。
・『大脱出』
▪️演劇
・ダウ90000『また点滅に戻るだけ』
▪️漫画
・谷口菜津子『ふきよせレジデンス』
作者が実際に経験したご近所トラブルから着想を得て描いたというこの作品。他者と分かりあえない絶望に直面しながらも、それを希望や祈りのような優しい物語へと昇華させる作者の気概にグッときてしまう。物語としても、現代社会の問題に対する回答としても非常にスマート。世界に溢れるネガティブなど百も承知で、やはり創作においてはそれに対抗するためのポジティブを見たい。
(時に残酷で恐ろしい)外の世界に出会うこと。そしてその世界に友人となら立ち向かって行けること。「迷子犬とわたしたち」がスタンドバイミー的でとても好きです。「天国までひとっとび」は公開当時に一度読んだはずなのに、改めて読んで泣いた。最後のシーンの素晴らしさよ。
・福島鉄平『放課後ひみつクラブ』
とても面白い。キュートでポップな絵柄で繰り広げられる、上質なコントを見ている感覚。
・panpanya『商店街のあゆみ』
毎度のことながら面白い。「うるう町」、「商店街のあゆみ」等の発想力はもちろん、出鱈目なようで筋の通った論理展開によって、その虚を解像度高く現実的かつ叙情的に描く筆致に唸ってしまう。この読後感は唯一無二。
・横谷加奈子『遠い日の陽』
どんなジャンルの話か掴みどころがなく、どこに向かっているのか分からないまま、どんどんと惹き込まれていく。この低い温度感で描ききって、なおかつ感情を揺さぶってくるの凄い。
・udn『わたしひとりの部屋』
やんわりと、しかし確かに個人を切り離す社会と、切り離された者の孤独、生きづらさ、将来への不安。それでも何かに縋り、「これでいい」と自分を納得させながら特に望んでもいない人生を続けていく。かなり心を抉られるが、現代を切り取った作品として秀逸。
・中島佑『友人について』
・甘井最鹿『走り出す花びら』
・あらゐけいいち『雨宮さん』
特別版の装丁が良すぎるんですよね。
▪️小説、エッセイ
・ヒコロヒー「日々働いてばかり、なのかどうなのか?」(『直感的社会論』)
あまりに素敵な文章。しばらくの間、反芻していました。
・パリッコ/スズキナオ『ご自由にお持ちくださいを見つかるまで帰れない一日』
ユニット「酒の穴」が様々な企画を繰り広げる対談式のエッセイ。街の中で「ご自由にお持ちください」を見つけるまで徘徊したり、北極と南極を追い詰めるという名目のもとそれぞれ北と南にひたすら歩いてみたり。その企画のほとんどは生産性のないものなのだけれど、その中で出会ったものに面白味を見つけ、無駄を謳歌する様はとても自由で楽しそうだ。
勿論仕事をする上では大切だけれど、個人の趣味にすらタイパやらコスパやらを求めることを良しとする風潮は本当に息苦しいし、正直うんざりしている。それ故、そういった概念とは真逆の場所にある本書には、なんだか救われたような気持ちにもなるのです。
はっきり言って、こんなにもこの世にあってもなくても大勢に影響のない奇書はない。けれども、僕らは心の底から、無駄、余剰を愛している。だって、無駄や余剰のない世の中ほど息苦しいものはない。
大層なことを言いましたが、肩の力を抜いてお酒でも飲みながら読みたくなる本です。
・背筋『近畿地方のある場所について』
▪️音楽
アルバム
曲
ライブ
・PUNPEE『The Sofaking... Damn!!! Tour』@中野サンプラザ
・カネコアヤノ『日本武道館 単独演奏会 2023』
薄明かりの中ギター一本だけを抱えて、小さなステージから広い空間へ迸るエネルギーを放つカネコアヤノがあまりにも格好良かった。
・Laura day romance『SWEET VERTIGO 2023』@渋谷WWW X
・カネコアヤノ『Zepp Tour 2023 "タオルケットは穏やかな"』@Zepp Haneda
・UlulU「UlulU 1st Album LP Release Tour」@下北沢SHELTER
・For Tracy Hyde『Early Checkout: “Hotel Insomnia” Release Tour Tokyo』@渋谷WWW X
・『SYNCHRONICITY'23』
ここで初めてkurayamisakaのライブを見て好きになりました。
・Homecomings『Your Friendly Neighborhood Homecomings』@LIQUIDROOM
・『POP YOURS 2023』
・JJJ『 “MAKTUB” Release Live』@CLUB CITTA'
・downt『Waste The Moments III』
・STUTS『STUTS “90 Degrees” LIVE at 日本武道館』
フェスを開けるくらい豪華な客演には興奮せざるを得ないのだけど、何より「これはSTUTSのライブなんだぜ」と言わんばかりに初っ端にぶちかまされるソロMPCプレイに痺れた。
・坂本慎太郎『坂本慎太郎 LIVE2023 in HIBIYA』
今年どころか生涯でもベストに入るレベルで良かったです。野音で聴く坂本慎太郎は快楽の極致で、日比谷の空に溶けてしまいました…。
・『NEW FOLK』@新宿LOFT
好きなアーティストばかりが所属しているレーベルNEW FOLKの4周年企画。楽しいに決まっている。
・SAGOSAID『"Tough Love Therapy" RELEASE TOUR』@新代田FEVER
・『SUMMER SONIC 2023』
2日間で色々あったけれど、何よりもまず、Kendrick Lamarをこの目で見たという事実。
・『Y.O.L.O-2023-』@ZERO TOKYO
・羊文学『Tour 2023 - if i were an angel, -』@Zepp Haneda
・cero『Contemporary Tokyo Cruise』@LIQUIDROOM
今年もよろしくお願いいたします。
MY BEST HITS 2023 ~音楽編 part2 (tracks)~
part1の続きです。
▪️曲
前述のアルバム収録曲以外で好きだった・よく聴いた曲です。こちらはもう曲がというよりMVが好き、みたいなのも結構あります。例のごとく節操ない感じになってますが、上から15曲は中でも特に聴きました。
・Ralph「Get Back (feat. JUMADIBA & Watson)」
・Laura day romance「sweet vertigo」
・KID FRESINO「that place is burning (feat. ハナレグミ)」
・tofubeats「自由」
・PUNPEE「タイムマシーンにのって/ 家族の風景」
・パソコン音楽クラブ「Day After Day (feat. 髙橋芽以)」
・私立恵比寿中学「kyo-do?」
・米津玄師「LADY」
・くるり「In Your Life」
・kurayamisaka「modify Youth」
・downt「13月」
・大比良瑞希「いとしさ」
・ネクライトーキー「bloom」
これは完全に『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』の影響です。
・Myuk「Gift」
これは完全に『北極百貨店のコンシェルジュさん』の影響です。
・Aiobahn, やなぎなぎ「Re: searchlight」
・Andy Shauf「Wasted on You」
・Baby Keem & Kendrick Lamar「The Hillbillies」
・BIM「Intelligent Bad Bwoy (feat. C.O.S.A. & Daigos)」
・Black Country, New Road「Up Song」
・Blur「Barbaric」
・Blume popo「彼方高さから躰放ったあなた」
・Carpenter'sBlue「suisei」
・CENT「決心」
・Chilli Beans.「you n me」
・cignature「Smooth Sailing」
・Cornelius「環境と心理」
・C.O.S.A. & Ralph「Don't like summer」
・CYNHN「楽の上塗り」
・Daughter「Party」
・Dua Lipa「Dance The Night」
・Fazerdaze「Flood Into」
・FIEH「Supergud」
・Friday Night Plans「Arigatou」(カバー)
・GEZAN「Shangri-Ra」
・JUMADIBA「Naiya」
・Kaneee & STUTS「Canvas」
・KEIJU「Wind Rise (feat. JJJ)」
・KID FRESINO「rose」
・kZm「DOSHABURI (feat. JUMADIBA)[Remix]」
・LANA「L7 Blues」
・LEX「Rico」
・lyrical school「NEW WORLD」
・MANON「come again」
・Mega Shinnosuke「一生このまま」
・Men I Trust「Ring of Past」
・Metro Boomin & James Blake「Hummingbird」
・Mitski「My Love Mine All Mine」
・muque「456」「TIME」
・Negicco「それって魔法かも?」
・Nulbarich「DAY feat. PUNPEE」、「Just A Game feat. Benny Sings」
・ Official髭男dism「TATOO」
・Olivia Dean「Dive」
・oneohtrix point never「A Barely Lit Path」
・The Otals「修羅だってクラスメイト (feat. Eureka)」
・ōu「It'll Come True in Time」
・Paris Texas「DnD (feat. Kenny Mason)」
・peanut butters「she so come!!!」
・Pharrell Williams & Swae Lee & Rauw Alejandro「Airplane Tickets」
・Pitch Odd Mansion「5 Carat (feat. 唾奇, Ace the Chosen onE, RAITAMEN, サトウユウヤ & kiki vivi lily) 」
・REMY FOOL「Mr.Loveman」
・Róisín Murphy「CooCool」
・THE ROMANS & kiss the gambler「コロネ気流」
・ROTH BART BARON「Kid and Lost」
・SAGOSAID「Broken Song」
・Spangle call Lilli line「lean forward」
・SPARTA「Player (feat. KID FRESINO)」
・Storm-Drunk Whale「nekkyokinshi, eva road」
・STUTS, Noi Naa & YONLAPA「Two Kite」
・toe「Mother (feat. ILL-BOSSTINO & 5lack)」
・TOSHIKI HAYASHI(%C)「Summer Digest Part.2 (feat. CBS)」
・tripleS「Rising」
・XG「SHOOTING STAR」
・YOASOBI「アイドル」
なんだかんだ2023年を象徴する曲だったなと思います。
・Youth Lagoon「Idaho Alien」
・アナ「きっといつか」
・入江陽「HoneyBeeBaby」
・浦小雪「ロングロングハイウェイ」
・エスキベル「現像」
・君島大空「ぬい」
・工藤将也「ガス・ガス・ガス」
・結束バンド「青い春と西の空」
・櫻坂46「ドローン旋回中」
・笹川真生「サニーサイドへようこそ」
・佐藤優介「反時代ゲーム」
・柴田聡子「Synergy」
・私立恵比寿中学「BLUE DIZZINESS」
・神聖かまってちゃん「フロントメモリー (feat. ACAね)」
・ずっと真夜中でいいのに。「上辺の私自身なんだよ」
・ぜったくん「サンダループ」
・竹内アンナ「made my day (feat.黒田卓也 & Marcus D)」
・天国姑娘「喫茶店の窓から」
・日食なつこ「やえ」
・のん「Beautiful Stars」
・ピーナッツくん「CTP」
・ピーナッツくん「TwinTurbo」
・日向坂46「見たことない魔物」
・ポニーのヒサミツ「短い御休み」
・穂ノ佳「なつのふもとへ」
・ぽんぽこ「Bokeh」
・米津玄師「地球儀」
・猫戦「もちもち」
・マーライオン「海へ海へ海へ」
・ミツメ「忘れたい」
・山中タクト「電話をかけたら」
・ゆるふわギャング & 踊ってばかりの国「君の街まで」
・わがつま「本当のこと」
MY BEST HITS 2023 ~音楽編 part1 (Albums)~
▪️アルバム
今年よく聴いた・印象に残った・シンプルに好きだった作品です。選ぶのに苦戦してベスト80という半端な数になってしまいました。1〜9まではその中でも特にお気に入りで、それ以降は順不同です(数字は順位という訳ではありません)。
今年はHipHop色が若干強いのと、一時期、日本のインディーズバンドdigに興じていた影響が割と出ている気がします。
1. JJJ『MAKTUB』
前作(これも傑作!)から約6年ぶりの3rdアルバム。お馴染みのプロデューサー、客演を迎えつつ、今までとはまた違うアプローチになっている。これは単純に今年一番好きで、一番聴いた作品でした。叙情的なリリックと強度を増すラップ、トレンドも入れ込んだ多種多様なビート、全てが好み。まさに今、今朝届いたLP盤を聴きながらこれを書いていますが、音も凄く良いのです。
2. JUMADIBA『nobori - 上り』
Ralphの「Get Back」から初めて知って、そこからこのミックステープをしばらく聴いていました。気の抜けたようなフロウと、それでいてパンチラインを刺してくる感じが、かなり気持ち良く癖になる。彼も含め、何故だか昔から、飄々とした佇まいのアーティストに惹かれてしまう。
3. カネコアヤノ『タオルケットは穏やかな』
バンドメンバーの脱退などを経てリリースされた6枚目のアルバム。今までの作品では、バンドサウンドが少し引いた立ち位置にあったように思う(そして、だからこそライブでの激しい演奏に良い意味でギャップを感じていた)のだけれど、「わたしたちへ」や表題曲のギターをはじめとして、今作はライブに近いバンドサウンドが音源として収められている。そういった意味では、今までで一番しっくり来た感覚がありました。何はともあれ表題曲が大好きです。それまでに歌われた、変わりたい/変われない、不安/安心と揺れ動く心。その曖昧さを肯定し包み込んでいくかのように鳴らされる、ノイジーなギターの響きがあまりに美しい。
4. Homecomings『New Neighbors』
彼、彼女らのルーツにあるギターポップやポップパンクをベースに鳴らされる美しいメロディと日本語詞。「成熟」という言葉が相応しいように思えるアルバムで、個人的にはもうスピッツなんかと同じ括りで聴いてしまっている。そんな中でも、「US / アス」は初期の瑞々しさを思い出すような感じもあり、集大成的な曲になっていてとても好きです。
5. Sufjan Stevens『Javelin』
心の名盤『Carrie & Lowell』以来、約8年振りとなる完全なシンガーソングライターモードでの作品、とのことでかなり期待をしていたのですが、それを裏切らない傑作でした。逝去したパートナーへ捧げられたという今作は痛みを孕んでいるのだけれど、同時に美しくもあり温かさを感じる。そういう意味ではやはり『Carrie & Lowell』に通ずるところがあるし、エレクトロ/オーケストラルな要素には、今までのキャリアが詰め込まれたような印象も受ける。豊かで美しい音に彩られた、愛と喪失の音楽。
6. Gia Margaret『Romantic Piano』
イリノイ州シカゴ出身のシンガーソングライター / プロデューサー、Gia Margaretによる3rdアルバム。デビューアルバム発売後のツアー中に倒れ、声を失ってしまった時期に制作された前作に続いて、今回もインストを主としたアンビエント作品。今回はよりミニマルに、ピアノとフィールドレコーディングの音が中心となっているのだけれど、音数が少ないからこそ一つ一つの音が染み渡るように響いてくる。あまりに美しいので、これを聴きながら朝の光に溶けてなくなりたいという謎の感情を抱きました。『Romantic Piano』というタイトルもなんだか好き。
7. 家主『石のような自由』
私的に待望!の3rdアルバム。シンプルにグッドメロディとかっこいいギターが鳴っていればそれで良いじゃんね、と思わせてくれる最高のギターロック。昔から「後ろ向きに前向き」なスタンス(ままらないことばかりだけど何とかやって行こうぜ、みたいなやつ)が自分の感覚的にしっくりくるので、歌詞も凄く腑に落ちる。いつも彼らの音楽にはかなり助けられております。
8. TOMOO『TWO MOON』
昨年メジャーデビューをしたシンガーソングライターTOMOOの1stアルバム。名曲「Ginger」を含む13曲のポップミュージックが堪能できます。良質なメロディと歌。単純にポップミュージックとしての強度が凄いなと思います。もっと売れてなきゃウソでしょ。ときに、彼女が所属するIRORI Recordsは髭男、スカート、Homecomingsらを擁しており、非常に信頼できる。
9. Summer Eye『大吉』
元シャムキャッツの夏目さんによるソロプロジェクト、Summer Eyeの1stアルバム。 脱力したポップミュージックで、リリースされた当時の気候がなんだかそれにピッタリで、繰り返し聴いていました。多分寂しさからだと思うのだけれど、シャムキャッツが解散してから各々の活動にはあまり熱心になれなかった。それがこのアルバムを聴いて、やっとこさ気持ちに整理がついてきた感じがあります。(もちろん昨年のSAMOEDOも良かったですが)
以下、順不同
10. ART-SCHOOL『luminous』
11. Avalon Emerson『& The Charm』
12. Beach Fossils『Bunny』
13. Benny Sings『Young Hearts』
14. the bercedes menz『ザ・ベルセデス・メンツの幸福な子供たち
15. betcover!!『馬』
16. Blake Mills『Jelly Road』
17. Buck Meek『Haunted Mountain』
18. Cautious Clay『KARPEH』
19. cero『e o』
20. CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN『tradition』
21. Cleo Sol『Gold』
22. Cory Wong『The Lucky One』
23. Cruyff『lovefullstudentnerdthings』
24. Daniel Caesar『NEVER ENOUGH』
25. Door Plant『Drowsiness of DOEK』
26. Drake『For All The Dogs』
27. Eloise『Drunk On A Flight』
28. Far Caspian『The Remaining Light』
29. feeble little horse『Girl with Fish』
30. Galileo Galilei『Bee and The Whales』
31. Geese『3D Country』
32. Gezan with Million Wish Collective『あのち』
33. H 3 F『Chalawan Sound』
34. Hotline TNT『Carwheel』
35. Ítallo『Tarde no Walkiria』
36. Kamui『RAFRAGE』
37. Kassa Overall『ANIMALS』
38. King Krule『Space Heavy』
39. Knower『Knower Forever』
40. LADY FLASH『どこにもいけないドア』
41. Lamp『一夜のペーソス』
42. Le Makeup『Odorata』
43. The Lemon Twigs『Everything Harmony』
44. Lil Soft Tennis『i have a wing』
45. Lil Yachty『Let's Start Here.』
46. L'Rain『I Killed Your Dog』
47. McKinley Dixon『Beloved! Paradise! Jazz!?』
48. Naked Under Leather, 没 a.k.a NGS『Revolver』
49. never young beach『ありがとう』
50. Noname『Sundial』
51. NORIKIYO『犯行声明』
52. Oracle Sisters『Hydranism』
53. The Otals『U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND』
54. PAS TASTA『GOOD POP』
55. PinkPantheress『Heaven Knows』
56. SADFRANK『gel』
57. Sam Wilkes『DRIVING』
58. Sampha『Lahai』
59. Shrimpnose『As It Seems』
60. SPOILMAN『COMBER』
61. TEMPLIME & 星宮とと『POP-AID』
62. Texas 3000『tx3k』
63. Travis Scott『UTOPIA』
64. Watson『Soul Quake』
65. waveform*『Antarctica』
66. Wednesday『Rat Saw God』
67. Yo La Tengo『This Stupid World』
68. Young Thug『BUSINESS IS BUSINESS』
69. 君島大空『no public sounds』
70. スピッツ『ひみつスタジオ』
71. 生活の設計『季節のつかまえ方』
72. 中川理沙『動物の庭』
73. 羊文学『12 hugs (like butterflies)』
74. ひとひら『つくる』
75. 冬にわかれて『flow』
76. 松木美定『THE MAGICAL TOUCH』
77. 山二つ『テレビ』
78. 夢見る港『やあ、おはよう』
79. 揺らぎ『Here I Stand』
80. ゆるふわギャング『Journey』
◼︎EP、ミニアルバム
EPやミニアルバムって年間ベストの対象から外されがちじゃない?、とは言えアルバムと同じ基準で選ぶのもなんか違くない?ということで毎年別枠で選んでおります。
・エスキベル『Childhood(発達)』
中でもこのEPをよく聴きました。全体的に音像が好みで、気怠げなんだけれど視界が開けていくような感じも好きです。
・Fennel『Mixed up』
・James Ivy『Everything Perfect』
・Naive Super『NWOAOR』
・the neverminds『Nevermind, The Summer.』
・NewJeans『Get Up』
・Qoodow『水槽から』
・TIDAL CLUB『寝汗と気鬱 わすれた何か』
・Uilou『In My Mind』
・XG『NEW DNA』
・YOUNG POSSE『MACARONI CHEESE』
・人生葬送派『人生爆発派』
・砂の壁『GUMBO』
・高山燦基『掬ぶ』
・星野源『LIGHTHOUSE』
最近好きなもの
4月。苦手だった上司が他の部署へ異動になり、一緒に仕事をしていた後輩が退社をした。そのためこの1ヶ月、精神的な負担は確実に減ったが、単純に請け負う仕事の量が増え、気を張ることの多い毎日だった。それが原因なのか休日無気力症候群的な感じが続いていたのだけれど、この何日かで急に回復して、今度は逆に活力が有り余ってしまっているので、何かしようと思い久しぶりにここにやってきました。
ここ最近の好きなものについて書きます。
・アニメ『スキップとローファー』
素晴らしい原作が丁寧にアニメ化されていてとても嬉しい。すっかり毎週の癒しだ。動きや声が加わることによって登場人物たちがより一層魅力的でとても愛おしいのです。黒沢ともよさんの発声にはやはり琴線に触れる何かがある。
時にめちゃくちゃキュートなOPのダンス(眩しくて泣いてしまう!)は、『お耳に合いましたら。』のEDのダンスと同じ振付師の方によるものらしい。好きなもの同士がふとリンクする瞬間の喜びよ。
・パリッコ/スズキナオ『ご自由にお持ちくださいを見つかるまで帰れない一日』
ユニット「酒の穴」が様々な企画を繰り広げる対談式のエッセイ。街の中で「ご自由にお持ちください」を見つけるまで徘徊したり、北極と南極を追い詰めるという名目のもとそれぞれ北と南にひたすら歩いてみたり。その企画のほとんどは生産性のないものなのだけれど、その中で出会ったものに面白味を見つけ、無駄を謳歌する様はとても自由で楽しそうだ。
勿論仕事をする上では大切だけれど、個人の趣味にすらタイパやらコスパやらを求めることを良しとする風潮は本当に息苦しいし、正直うんざりしている。それ故、そういった概念とは真逆の場所にある本書には、なんだか救われたような気持ちにもなるのです。
はっきり言って、こんなにもこの世にあってもなくても大勢に影響のない奇書はない。けれども、僕らは心の底から、無駄、余剰を愛している。だって、無駄や余剰のない世の中ほど息苦しいものはない。
大層なことを言いましたが、肩の力を抜いてお酒でも飲みながら読みたくなる本です。
・kurayamisaka
昨年音源を聴いた時には「良いな〜」くらいの感じだったのが、SYNCHRONICITY'23で見たライブがあまりに良すぎて、そこからかなり好きになった。bloodthirsty butchers、NUMBER GIRL、くるり、スーパーカー、そのほか多数…僕らが大好きな90sオルタナティブロックバンドからの影響を受けた音楽性が刺さらないわけがない。自身の解説で書いていた通り「cinema paradiso」(名曲!)という曲はくるりの「How To Go」が元ネタだし、そのさらに元ネタはRed House Paintersの「Between Days」だ。そんな風に、(勿論それぞれ独自のエッセンスが加わりながら、)脈々と受け継がれている歴史みたいなものを感じられるバンドにはやはり惹かれてしまう。
言ってしまえばそんなバンドはいくらでもいる訳で、何故その中でも刺さるバンドとそうでないバンドがあるのか、明確な理由は未だに分からないけれど、たぶんカバー曲に「さあ冒険だ」を選ぶみたいな少しの感性の違いなんだろうなと思う。
・Summer Eye『大吉』
元シャムキャッツの夏目さんによるソロプロジェクトの1stアルバム。今の季節にもピッタリな脱力したポップミュージック。多分寂しさからだと思うのだけれど、シャムキャッツが解散してから各々の活動にはあまり熱心になれなかった。それがこのアルバムを聴いて、やっとこさ気持ちに整理がついてきた感じがある。(もちろん昨年のSAMOEDOも良かったですが)
・Homecomings「New Neighbors」
彼らのルーツにあるギターポップやポップパンクをベースに鳴らされる美しいメロディと日本語詞。「成熟」という言葉が相応しいように思えるアルバムで、個人的にはもうスピッツなんかと同じ括りで聴いている。(スピッツといえば新曲も相変わらず良かったですね…!)
先日のLIQUIDROOMでのワンマンは懐かしい曲も織り交ぜたセトリが最高で、「HURTS」→「 I CAN'T TELL YOU WHAT I'M GOING TO DO」の流れや、多幸感溢れるWアンコールの「I WANT YOU BACK」にはどうしたって興奮してしまう。新譜収録の「US / アス」はそんな初期の瑞々しさを思い出すような感じもあり、集大成的な曲になっていてとても好き。
ここ1ヶ月くらいは『ぼっち・ざ・ろっく!』からの流れやFor Tracy Hydeの解散ライブなど、色々な要素が重なった結果、所謂オルタナ、シューゲ、マスロック、エモみたいなジャンルをやっているインディーズバンドを漁るなどしていた。
ギターロックへ比重が偏っていたため、それ以外をあまりちゃんと聴けていないのだけれど、先日ストリーミング配信が解禁されたDomo GenesisとThe Alchemistのミックステープとbringlifeの新しいアルバムはよく聴いています。
MY BEST HITS 2022
あけましておめでとうございます。
今年こそはこの挨拶から始めないようにと思っていたけれど、結局年を越してしまいました。
ここ数年はもうずっとだけれど、昨年は特に世界的にも個人的にも色々なことがありすぎて、あまり良くない方向へ心の針が振れてしまうことがとても多かった。そんなときに助けてくれたのが好きな人たちであり、これから書く好きなものたちであった。仕事が忙しく距離が離れてしまう時期があったけれど、あからさまに気分は落ち込んでいたし、それらに生かされていると大袈裟でなく思ったのでした。
ということで、未来の自分が時々見返すためのお守りとして、2022年印象に残った・好きだったコンテンツを書き出していきます。覗いてくれた物好きな方への勝手なおすそ分けでもあるので、気になるものがあれば、年末年始のお暇にでもよかったらチェックしてみてください。
▪️テレビ番組
・『ラヴィット!』
録画して観る毎日の楽しみでした。森脇健児さんの言う"令和のいいとも"というのは大袈裟じゃなくそうかもしれない。
・『じゃないとオードリー』
バラエティなのだけれど、変わっていく、変わろうとする人間の姿を捉えた良いドキュメンタリーでもあった。
・「有吉とメシ」(『有吉クイズ』)
番組の中でも特にこの企画が好き。スタジオで映像を観ている霜降り明星せいやのガヤも良いんですよね。
・『あちこちオードリー』
今年も楽しませてもらいました。かなり踏み込んだ対話が行われた中田敦彦ゲスト回と、ただただ笑えたさらば&Aマッソゲスト回が続いた2週には、この番組の魅力が凝縮されていたような気がする。カオス回も面白かったので定期的にやって欲しい。
・『ここにタイトルを入力』
・『あえいうえおあお』
どちらも挑戦的な番組でとてもワクワクしました。
・『午前0時の森』
オードリー若林×水卜アナのベストコンビによるトークがたっぷり1時間で、とてもありがたい。
・「雪山風船太郎レース」、「1000万円を受け取ってもらうの逆に難しい説」(『水曜日のダウンタウン』)
とても笑いました。風船に入ったザコシのフォルムが最高。
・「"どろんこパーク" 雨を走る子どもたち」(『ドキュメント72時間』)
子どもにだってそれぞれの人生があり、様々なことに傷ついたり考えたりして生きている。かつて自分も経験してきたはずのことを、どうしていつのまにか忘れてしまうのだろうか、と思うなど。
・『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』
▪️ラジオ
・『オードリーのオールナイトニッポン』4月2日放送回
ベネッセ裁判、呼び捨て裁判、フライデー事件の裏側、日向坂ライブの話、フリートークでのガスト被りなど盛り沢山だったのと、個人的にも色々なことが繋がる回だったのでいつにも増して面白かった。
・『ヨネダ2000のオールナイトニッポン0』
心地よい温度感でずっと聴いていられる。M-1決勝における活躍の勢いそのままにまたやって欲しいです。
・ラーメン二郎で起きたカテゴライズできない話
(『空気階段の踊り場』#258)
何故だかわからないけれど、なんか面白い話。
・JKむち子 おじさん疑惑(『空気階段の踊り場』#268)
リスナーのおじさん疑惑裁判から予想外の展開に発展していくのが面白かった。最後のオチも含めて最高。
・『アルコ&ピースのD.C.GARAGE #304』
たまたまこの時は仕事がハードでしんどくなってしまっていたので、ウホ娘だのウナ娘だの5気筒だの、くだらない話ばかりしているこのラジオに心を軽くしてもらいました。
・親子の伝説の一日(『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』)
・『あののオールナイトニッポン0』
▪️お笑い
・空気階段 単独公演『fart』
・『劇場版まーごめドキュメンタリー まーごめ180キロ』
・ダウ90000単独ライブ『10000』
・ダイアン津田×ランジャタイのコラボネタ(『お笑いの日2022』)
・100回ボケてツッコむタイムレース(『佐久間宣行のNOBROCK TV』)
・魚雷2倍速の芸人架空モノマネ
・『M-1グランプリ2022』
カベポスターの美しい構成の漫才、男性ブランコのファンタジーな設定を表現しきる確かな演技力、他を蹴散らすさや香の正統派漫才と語ればキリがないけれど、とにかく今年も楽しい大会でした。真空ジェシカは掲示板の大喜利、ヨネダ2000は音MADという誰かのツイートを見かけて妙に納得してしまった。
▪️映画
そんなつもりがなくてもせかせかとしてしまう日々の中、『窓辺にて』や『みんなのヴァカンス』のような、緩やかに時間の流れる作品を映画館で観る時間がとても贅沢に思えた。
・『カモン カモン』
他者との「わかりあえなさ」にどう向き合うかということを丁寧に描いた良い作品だった。
・『窓辺にて』
稲垣吾郎さんをはじめとした役者の演技、会話の空気感、間が妙に心地よくて、定期的に観たくなりそうな作品だった。淡々としているけれど、いちいち良い、様々な"窓辺"のショットや「手に入れる・手放す」を繰り返すババ抜きのシーンなど、忘れられない瞬間が多い。
・『みんなのヴァカンス』
夏の美しい瞬間がぎゅっと詰まっていて堪らなくなる。夜(特にカラオケ)のシーンの多幸感よ!勝手にVIDEOTAPEMUSICの『世界各国の夜』を想起しました。
・『リコリス・ピザ』
ストーリー自体に大きな推進力はないのだけれど、画面に映し出される表情、風景、光、衣装、音楽、そして文字通り左右に行ったり来たりする主人公たちの躍動が感情を揺り動かす。冒頭のシーンが素晴らしいのは言わずもがな、こういうのが観たくて映画を観ているのだと感じる瞬間が沢山あった。
・ 『トップガン マーヴェリック』
・『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』
余白なく色々と詰め込まれ過ぎていて忙しいのだけれど、ホラーテイストを軸にした多様な映像演出はとても楽しいし、やっぱりなんだかんだ面白い。マルチバースというマクロの物語が、個人の人生というミクロな物語と交錯するというのが良い。自分は昔から、並行世界での体験を経て現実の人生を受け入れていく、みたいなストーリーに弱い。あと暗黒進化したようなストレンジのビジュアルがとても良かった。
・『女神の継承』
後半はヤケクソになりながら楽しめ、最終的にはにどす黒い気持ちになる良いホラー映画だった。なによりラストシーンが素晴らしい。
・『NOPE』
魅力的なショットに溢れている。映画館で観てよかった。
・『四畳半タイムマシンブルース』
ファンとしては、あのキャラクター達が喋り、動いている姿を再び見られることがとても嬉しいのです。
・『線は、僕を描く』
▪️ドラマ
なんだかんだ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4を観られていないことだけが心残り。あとは、多くの人がベストに挙げている『ベター・コール・ソウル』(およびそのスピンオフ元である『ブレイキング・バッド』)にいつ取り掛かるかという課題も今年へ持ち越しです。
・生方美久『silent』
これもまた他者との「わかりあえなさ」にどう向き合うかという話だった。それにしても、一言も声を発することなくあらゆる感情を表現してしまう夏帆さんの凄まじさよ。目黒蓮さんの憂いを帯びた表情もすごく良かった。昨年なので入れていないけれど、『踊り場にて』もとても良い作品でした。
・渡辺あや『エルピス-希望、あるいは災い-』
事件の真相、それ自体をこねくり回して興味を引くのでなく、あくまで人間としての「正しさ」や理不尽な世界でどう生きるか、といった部分に重きを置いたストーリーだったのがとても良かったです。白黒割り切れない人間の複雑さを体現する村井というキャラクターはとても愛おしい。
・吉田恵里香『恋せぬふたり』
重要なテーマを丁寧に、それでいて重くなりすぎず、エンタメとしてきちんと面白く描いていて、良いドラマだった。主演2人の魅力もたっぷり。青いブルゾンにバッグを斜め掛けした高橋一生の佇まいの良さよ。30分×全8話で一気に観られるのでオススメです。
・ダウ90000『深夜1時の内風呂で』
2022年はダウ90000の年だったのでは、というくらいあちこちでよく見た。エルピスのスピンオフドラマも面白かった。
▪️アニメ
・『ぼっち・ざ・ろっく!』
アジカンリスペクトという情報からなんとなく観始めたところ、まんまと心掴まれてしまった。遊び心溢れるアニメーションの表現が豊かで面白いし、シリアスなシーンの空気感も良い。バンド×文化祭といえば、な『リンダ リンダ リンダ』のあの演出が今作にも受け継がれていて良かった。アジカンの楽曲提供あるかもと思っていたらまさかのカバーで、しかも選曲がすごく良いのでグッときてしまいました。
・『チェンソーマン 』
得てしてそういうものではあるが、原作ファンとして違和感を覚える部分はありつつ、好きな作品をまた違った形、それも高いクオリティで見られるというのはとても楽しかった。映画のオマージュ盛りだくさんのオープニング映像も最高。そして改めて原作の表現力の高さに感心するなど。
・『平家物語』
▪️その他映像作品など
『裏さらば』を見ながらダラダラする休日の昼下がりは良いものです。
・『ぼっち・ざ・ろっく!』公式弾いてみた動画
・『フェイクドキュメンタリーQ』※ホラー注意
得体の知れなさがもたらす不気味さ、恐ろしさがじんわりと広がっていく感じが凄くいい。早速始まったシーズン2も楽しみです。
▪️演劇
・ダウ90000『ずっと正月』
舞台美術、空間を存分に活かした物語の魅せ方が美しくて、生で観て良かったなと思った。小気味の良い会話劇でずっと面白いのだけれど、笑い以外にも少しずつ感情の機微が積み重ねられていき、綺麗に収まっていく様は見事としか言いようがない。『いちおう捨てるけどとっておく』も面白かったけれど、どちらかというとこちらが好みでした。
・ロロ『ここは居心地がいいけど、もう行く』
ささやかな思い出が、想像もしなかった飛距離をもって何処かの誰かに届いてしまう。タイトルが示す通り過去との決別がテーマではあるものの、寂しさだけでなく、過ぎゆく時へのあたたかい視線も感じた。
・『あの夜を覚えてる』
自分が深夜ラジオを好きになった社会人になってからの5年間と、それに紐づく「あの夜」の記憶が呼び起こされて、思わずグッときてしまった。生配信ゆえに、この公演が行われている現実とラジオが放送されている物語の中とで、「忘れられない夜」に立ち会っているという感覚がリンクして興奮もひとしおだった。
▪️漫画
・藤本タツキ『さよなら絵梨』
この作品を読んで、その欺瞞やリスクを認めて尚、どこまでもフィクションの力を信じている作家だなと改めて感じたし、そんなところが好きです。
・とよ田みのる『これ描いて死ね』
これもまた漫画という創作の持つ力や可能性を強く信じる者の話だった。その信念を持つ者のひとりとして、この作品を愛さずにはいられないし、眩しくて泣いてしまう。
・大白小蟹『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』
喪失や孤独にそっと寄り添うような、温かいまなざしで描かれる7本の短編。特に表題作と「雪の街」、「たいせつなしごと」が好きでした。各話の最後に添えられた短歌もまた良い。お守りになるような一冊だった。
・『緑の歌 - 収集群風 -』
絵の美しさにうっとりしてしまう。
・エイドリアン・トミネ『長距離漫画家の孤独』
・panpanya『模型の町』
・シマ・シンヤ『GLITCH - グリッチ -』
街に潜む謎に挑む子どもたちのジュブナイル。これだけでもうワクワクしてしまうのだけれど、日本の漫画っぽくないクールなビジュアルも良いです。
・眞藤雅興『ルリドラゴン』
再開待ってます。
・毛塚了一郎『音盤紀行』
▪️音楽
例のごとく別でまとめております。
アルバム
曲
ライブ
・Aマッソ+KID FRESINO『QO』
・家主『”DOOM”Release Tour 2022』@渋谷WWW X
良質なメロディにハードなギターサウンド。家主の曲は極上のギターロックで、いつでも俺たちの味方だよ。
・君島大空と石若駿 Billboard Live周遊『外は春の形』
・『POP YOURS』(配信)
・BIM『ONE MAN LIVE ''Because He's Kind'' 』@ KT Zepp Yokohama(配信)
縦横の繋がりから違う畑の人まで、オールスター揃い踏みの豪華なライブで興奮しました。
・猫戦『honeymoon tour -TOKYO-』
・小沢健二『So kakkoii 宇宙 Shows』
・『渡邉美穂 卒業セレモニー』
あだち去で去っていく姿にグッときてしまいました。
・『FUJI ROCK FESTIVAL '22』(配信)
結局今年もずっと張りついて見てました。Japanese Breakfast、ずとまよ、Black Country, New Road、Elephant Gymあたりのライブが印象的だった。来年こそは数年ぶりに現地へ行こうと思っています。
・柴田聡子/家主『Wordplay vol.112』@渋谷La.mama.
・『SUMMER SONIC 2022』
The 1975ラブだぜ、という気持ちになりました。
・PUNPEE & BIM 『「焦年時代」リリースライブ』
・フジロッ久(仮)久々のバンドでのライブ(『マーガレットズロース&CLUB GOODMAN共同企画
「いかしたやつらはすぐ叶う」』)
・NUMBER GIRL 『無常の日』(ライブビューイング)
令和のナンバーガールも最高に格好よかったです。田渕ひさ子はずっと僕らのギターヒーロー。
・PUNPEE『The Sofaking... Damn!!! Tour』@KT Zepp Yokohama
▪️その他
・『ゲルハルト・リヒター展』
・あわい 個展『あたりまえに会いに行く』
今年もよろしくお願いします。
MY BEST HITS 2022 ~音楽編 part2 (tracks)~
part1の続きです。
▪️曲
こちらも途中で力尽きたので前年より多いですが、前述のアルバム収録曲以外で好きだった・よく聴いたものです。2022年リリース以外では、踊り場の影響で「真夏の果実」を狂ったように聴いていました。
以下順不同。
・adiue「灯台より」
・Alvvays「Pharmacist」
・Arlo Parks「Softly」
・ASIAN KUNG-FU GENERATION「星の夜、ひかりの街」
・ayU tokiO「狐の嫁入り(新録)」、「ファミリイ・コンテンツ」
・Beabadoobee「10:36」
・The Beths「Silence Is Golden」
・Brasstracks & Rothstein「Monica」
・Braxe + Falcon「Step by Step (feat. Panda Bear)」、「Creative Source」
・CHAI「まるごと」、「夢のはなし」
・Chance the Rapper「The Highs & The Lows (feat. Joey Bada$$)」
・the chef cooks me「間の季節 (feat. ayU tokiO, KONCOS)」
・C.O.S.A「Blue」、「Leave Me Alone (feat. JJJ)」
・Creepy Nuts, Ayase & 幾田りら「ばかまじめ」
・CYNHN「キリグニア」
・Destroyer「June」
・Devil ANTHEM.「Fantastic90」
・Easycome「忘れない」
・Eloise「Pretend」
・鄭宜農(Enno Cheng)「Duludilida」
・evening cinema「誓い」
・Fireboy DML & Asake「Bandana」
・FKA twigs「tears in the club feat. the weeknd」
・GEZAN & Million Wish Collective「萃点」
・go!go!vanillas「Two of Us (feat. 林萌々子)」
・GOING UNDER GROUND「昼呑み」
・Hammer Head Shark「Blurred Summer」
・Harry Styles「As It Was」
・Homecomings「アルペジオ」
・hyunis1000「Highway」
・imase with PUNPEE & Toby Fox「Pale Rain」
・in the blue shirt「Be What I am」
・Joint Beauty「センセーション (feat. tofubeats & FARMHOUSE)」
・Kabanagu「いつもより」
・Kendrick Lamer「The Heart Part5」
・KIKI「Back In The Game」
・KiQ「Stories (feat. 白と枝)」
・KLEPTO「Sandy」
・Kroi「熱海」
・LAGHEADS「Drivin' (feat. kiki vivi lily)」
・Laufey「Everything I Know About Love」
・Laura day romance「olive drive 橄欖思巡」
・The Linda Lindas「Growing Up」
・Louis Cole「I'm Tight」
・lyrical school「The Light」、「LAST SCENE」
・Marie Louise「ハイウェイ」
・MASS OF THE FERMENTING DREGS「鳥とリズム」
・mei ehara「ゲームオーバー」
・Mikeneko Homeless & lulu「空元気」
・NIKI「High School in Jakarta」
・Mirage Collective, STUTS, butaji & YONCE「Mirage Op.1」
・MONDO GROSSO「IN THIS WORLD feat. 坂本龍一 & 満島ひかり」
・Moonchild「What You Wanted」
・Moons「Let's Do It All Again」
・Mr. Seaside「In bloom」
・Neibiss「no sync (feat. tofubeats)」
・NewJeans「Ditto」
・Nina Simone & HONNE「My Baby Just Cares For Me (HONNE Remix)」
・No Buses「Daydream Believer (feat. Bim)」
・Nostalgic New Town & conte「Seaside Breeze」
・Official 髭男 dism「ミックスナッツ」、「Subtitle」
・Oh Wonder「Fuck It I Love You」
・Original Love「フェイバリット」
・paionia「人の瀬」
・peanut butters「めちゃポップ」
・Peterparker69, Jeter & Y ohtrixpointnever「Fight to Mumbai」、「fallpoi」
・Post Malone「I Like You (A Happier Song) [feat. Doja Cat]」
・PUNPEE & JJJ「Step Into The Area」
・RAY「TEST」
・Risso & BNJX「Golden Hours」
・SAMOEDO「Goodbye de」
・SOAK「last july」
・Soccer Mommy「Shotgun」
・Special Interest「Midnight Legend」
・Summer Eye「生徒」
・TEMPLIME & 星宮とと「Escapism」
・Tems「No Woman No Cry」(Bob Marley Cover)
・toconoma「Futurez」
・TOMOO「オセロ」
・Toro y Moi「Millennium (feat. The Mattson 2)」
・tricot「不出来」
・TWEEDEES「Victoria」
・Vansire「Kind of a Nice Time」
・Vulfpeck & Vulf「Simple Step (feat. Antwaun Stanley)」
・warbear「気球だよ」
・XIIX「まばたきの途中」
・YONLAPA「Is That True?」
・YUKI「鳴り響く限り」、「タイムカプセル」、「My Vision」
・100 gecs「Doritos & Frios」
・20th Century「水曜日」
・4s4ki「ring ring, you kill me」
・アイナ・ジ・エンド「私の真心」
・阿佐ヶ谷ロマンティクス「帰り道」
・ウ山あまね「タペタ」
・オカモトコウキ「君は幻」
・帰りの会「メイビー」
・鍵を返せ「満足かい」
・カネコアヤノ「気分」
・君島大空「19℃」
・グソクムズ「夏が薫る」
・工藤将也「酔鯨」
・恋は魔物「八月の君は悪魔」
・坂本真綾「菫」
・さとうもか「舟」
・シヴァネコ「オレンジ足跡」
・ジェニーハイ「エクレール」
・私立恵比寿中学「ヘロー」
・ズーカラデル「シーラカンス」
・ずっと真夜中でいいのに。「ミラーチューン」、「夏枯れ」、「消えてしまいそうです」
・すばらしか「生きてる」
・曽我部恵一「まぶしい世界」
・台風クラブ「野良よ!」
・ツチヤカレン「夏の香り」
・天国姑娘「woowee! zoowee!」
・にしな「1999」
・ニューリー「リズムとフロウ feat. 鎮座DOPENESS」
・ネクライトーキー「だれかとぼくら」
・乃木坂46「アトノマツリ」
・野宮真貴「スウィート・ソウル・レビュー (duet with Rainych, feat. evening cinema)」
・蓮沼執太フィル & xiangyu「呼応」
・パソコン音楽クラブ「KICK&GO (feat. 林青空)」、「SIGN (feat. 藤井隆)」
・ばってん少女隊「虹ノ湊」
・坂東祐大「声よ (feat. 塩塚モエカ)」
・日向坂46「飛行機雲ができる理由」
・フィロソフィーのダンス「ファロソフィア」
・星野源「喜劇」
・松木美定 & 浦上想起「舞台の上で」
・マーライオン「おばけトンネル」
・ももいろクローバーZ「なんとなく最低な日々」
・夕食ホット「エンドロール」
・ユカリサ「Signal」
・ゆるふわギャング「Beatles」
・米津玄師「KICK BACK」
・ヨルシカ「ブレーメン」
・リーガルリリー「セイントアンガー」
・礼讃「NO SWEAT」
・和久井沙良「tietie feat. 吉田沙良(モノンクル)」
・和田彩花「ナガイヨル la longue nuit」
MY BEST HITS 2022 ~音楽編 part1 (Albums)~
毎年アルバムはベスト50に絞っていますが、迷いに迷った挙句、今年は途中で力尽きたのでEPなど含めて計90作品です。数字に特に意味はありません。その中でも、今年知った猫戦のアルバムは特によく聴きました。内容はもちろん、ジャケットも良いのです。もし気が向いたら是非どうぞ。
以下順不同。
▪️アルバム
・THE 1975『Being Funny In a Foreign Language』
・Arctic Monkeys『The Car』
・Awich『Queendom』
・Big Thief『Dragon New Warm Mountain I Believe In You』
・Black Country, New Road『Ants From Up There』
・Calvin Harris『Funk Wav Bounce, Vol.2』
・Charlie Burg『Infinitely Tall』
・Chilli Beans.『Chilli Beans.』
・Delfina Mancardo『OCTANTE』
・Drake & 21 Savage『Her Loss』
・Dry Cleaning『Stumpwork』
・Domi & JD Beck『NOT TiGHT』
・Elephant Gym『Dream』
・Father John Misty『Chloë And The Next 20th Century』
・FKJ『V I N C E N T』
・For Tracy Hyde『Hotel Insomnia』
・Kendrick Lamar『Mr. Morale & The Big Steppers』
・Laura day romance『roman candles 憧憬蝋燭』
・Limre『ライマー』
・Little Simz『NO THANK YOU』
・Micah Edwards『Jean Leon』
・MICHELLE『After Dinner We Talk Dreams』
・Mura Masa『demon time』
・Nelko『How Do You Feel?』
・OMSB『ALONE』
・Rex Orange County『WHO CARES?』
・RYUTist『(エン)』
・Samm Henshaw『Untidy Soul』
・STUTS『Orbit』
・SZA『SOS』
・Tele『NEW BORN GHOST』
・tofubeats『REFLECTION』
・Tohji『t-mix』
・UlulU『UlulU』
・VaVa『VVARP』
・The Weeknd『Dawn FM』
・Whitney『SPARK』
・YeYe『はみ出て!』
・yonawo『Yonawo House』
・蒼山幸子『Highlight』
・宇多田ヒカル『BADモード』
・えんぷてい『QUIET FRIENDS』
・大石晴子『脈光』
・清 竜人『FEMALE』
・グソクムズ『陽気な休日』
・結束バンド『結束バンド』
・坂本慎太郎『物語のように』
・サニーデイ・サービス『DOKI DOKI』
・(((さらうんど)))『After Hours』
・柴田聡子『ぼちぼち銀河』
・シンリズム『Musica Popular Japonesa』
・スカート『SONGS』
・田中ヤコブ『IN NEUTRAL』
・寺尾紗穂『余白のメロディ』
・東京女子流『ノクターナル』
・ドレスコーズ『戀愛大全』
・永原真夏『imagination』
・中村佳穂『NIA』
・七尾旅人『Long Voyage』
・猫戦『蜜・月・紀・行』
・羊文学『our hope』
・ピーナッツくん『Walk Through the Stars』
・古川麦『Xìn』
・ゆうらん船『MY REVOLUTION』
▪️ライブアルバム
・家主『INTO THE DOOM (Live)』
・ミツメ 『mitsume Live "Recording"』
▪️EP、ミニアルバム
・adieu『adieu 3』
・Brasstracks『Bells On』
・downt『SAKANA』
・Fazerdaze『Break!』
・Gabriels『Angels & Queens - Part Ⅰ』
・Hovvdy『billboard for my feelings』
・illiomote『side_effects+.』
・Laura day romance『Seasons』
・Nagakumo『EXPO』
・NewJeans『New Jeans』
・Parannoul『White Ceiling / Black Dots Wandering Around』
・peanut butters『E-Peanuts』
・Pii『春が呼んでる』
・PUNPEE『Return of The Sofakingdom』
・PUNPEE & BIM『焦年時代』
・Skaai『BEANIE』
・TOPS『Empty Seats』
・UA『Are U Romantic?』
・xiexie『33』
・岡田拓郎『Betsu No Jikan』
・賽『The Bottle』
・佐藤千亜妃『NIGHT TAPE』
・好芻『Gakkari』
・ずっと真夜中でいいのに。『伸び仕草懲りて暇乞い』
・三浦透子『点描』